たねログ

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現代の駆け込み寺、リバ邸に行ってみました

若者 注目

　今日は、現代の駆け込み寺といわれるシェアハウス、リバ邸渋谷にお邪魔してきました。

 

リバ邸とは？

　都知事選にも出馬した連続起業家の家入一真さんが繰り返し言われている「居場所」。その一つのかたちがシェアハウス「リバ邸」です。

　家入さんは、自身のブログでそのコンセプトを語っています。

Livertyで立ち上げた、六本木の駆け込み寺シェアハウス、リバ邸。

僕が発信しているメッセージは単純で、死を選んだりノイローゼや鬱になるくらいだったら、さっさとその場から逃げろということです。逃げた先で居場 所をまた作ればいい。居場所を中心とした濃い関係性の構築が、自殺者を出さないシステムになる。それを僕らはアジール（駆け込み寺）と呼んでいます。

駆け込み寺リバ邸 – IeiriBlog

 

　昨年3月にオープンした六本木をはじめとして、現在、中野、梅田、京都、仙台、渋谷などにもできており、そのほか、10か所以上で立ち上げ準備が行われています。

 

どんなところ？

　最近は、ＮＨＫでも家入さんが取り上げられ、そういった機会にご覧になった方もいるかもしれませんが、リバ邸六本木のブログにはこんなことが書いてありました。

 

リバ邸には、毎日ひとりかふたりくらい、駆けこんできたり、遊びに来たりする人がいます。言い換えれば、リバ邸に来る人自体は大勢いるので、リバ邸に来たからといって何かが変わるということでは決してないということだと思うのです。家入さんも、次のように書いていたことがありました。

 

Liverty に入りたいって声はたくさんもらうけど、僕らは別に何も強制しないから、本当に何かを変えたいのなら、積極的に自分から絡んでいかないと。僕らはゆるい繋 がりの組織だから、入るのも出るのも入ったまま何もしないのも自由。仲間がいる場所がある。ただそれだけだからね。

 

リバ邸に来てからこの言葉を見た時、｢ああなるほどな｣と思いました。

リバ邸Blog: リバ邸の空気感

 

　一方で、出入り自由な場所なので、人を集めるとこういうことも起きるそうです（笑）。


家入一真のリバ邸の焼肉パーティーがいろいろヤバすぎる件wwwww - YouTube

 

実際行ってみて

　実際のところ、行ってみた感想はおおまかに次の２点です。

  1. 誰でもいつでも行ける
  2. とにかく自由

 

　まず、リバ邸にはいつでも来ていいと言われていますが、実際３時間半ほど滞在して、それを実感しました。

　訪問したときには、住人の方２人のほか、立ち上げ準備中のリバ邸への入居を希望している人が面談に来ていました。また、そのあとにも、もう一人、同様に面談に来ていました。

　さらに、住人ではないけれど、よく顔を出すという方が、何やら荷物を取りに来たり、住人の方の友人が遊びに来たり、その間にも、住人たちは、起きてきたり、出かけたり、帰ったり、といったことがありました。

　そして、そのたびごとに、こんにちはーとあいさつをするのはもちろんですが、そのまま流れでしゃべってみたり、初対面の人を交えてゲームを始めてみたりと、来たら受け入れてくれる感じはほんとにあるなと思いました。

 

　一方で、皆さん非常に自由でした。

　時間のある方は、上述のように構ってくれたりするのですが、そうしている間にも、これから仕事するわ、とワーキングスペースに移動して仕事をする人、おもむろに起きてきてご飯を食べ始める人、外から帰ってきてそのまま仕事をする人など、それぞれのペースで過ごしていました。

　この気楽さはいいですね。

 

リバ邸に入りたい人はアツい

　また、今日リバ邸に滞在している間に、現在立ち上げ準備中のリバ邸の面談に来ている方々がいて、そのうち１つの面談には同席してお話を伺いました。

　話を聞き始めると、現在の生活、これからやりたいことなどについて、すらすらと考えが出てきました。そうやってどんどん話せるぐらいアツい方がくるんだなーと感心。

　お話を聞いた方は、仕事をやめてこれから起業しようとしているとのこと。無料でネットショップが作成できるBASEなどがリバ邸から生まれていることを知り、リバ邸に住めば、一緒にビジネスをやってくれる仲間も見つかるのではないか、ということで、わざわざ地方から上京して面談に来たそうでした。

 

　現在、面談には、そういうアツい方がたくさん応募しているそうで、面談をしている側も悩んでいるほどだとのこと。

　日本もまだまだ大丈夫ですね。

 

茨城にもつくります

　そんな様子を見てきたわけですが、リバ邸、茨城にもつくります。

　まだ詳細な場所等は決まっておりませんが、住みたい・手伝いたいという方がいましたら、下記までお気軽にどうぞ！！