対策しておかないといけない!? 「嫁ブロック」とは何なのか
なんでも、「嫁ブロック」というものが存在するそうです。
嫁ブロックとは
「妻が反対するので……」
そんな理由でせっかく内定が出ても辞退したり、転職活動をあきらめたりする人が目につくようになりました。私たちはこれを「嫁ブロック」と呼んでいます。
最近、転職のお手伝いをしているなかで傾向として感じることの1つが「妻の影」の増大です。男性候補者の転職活動において、奥さまの影響力が強まっているのです。
「妻が反対するので内定辞退します」男の決断を揺るがす「嫁ブロック」の実態|これで絶対後悔しない!35歳からの転職力養成講座|ダイヤモンド・オンライン
つまり、妻の反対によって転職・独立が妨げられることを「嫁ブロック」と呼びます。最近結構みられるものだそうです。移住したいけど妻が反対して・・・みたいな話ありますね。
これについて、金銭管理は妻に任せているという家庭も多いでしょうから、今収入が下がると家計への影響が心配とか、そういう理由で反対するならわからないでもないかなと思いましたが、どうもそうでもないようで・・・
「せっかく大手企業の肩書きがあるのに、わけのわからない社名になったら幼稚園で恥ずかしい思いをするから嫌だ。そう言ってききません」
このケースのように、いま勤めている会社の社名にこだわって嫁ブロック発動、というパターンはけっこうあるものです。
「そんな聞いたことのない会社、実家の両親にどう説明すればいいの!」
「小さな会社じゃ30年後にあるかどうか、わからないじゃない!」
また、「ママ友から反対されたから」というのもよくある理由です。自分自身の意見が反対の根拠でないのは驚きですが、周囲の目を過剰に気にしている点では社名にこだわるのと同じです。
周囲の目ってそこまで気になるものなんでしょうか・・・
ただ、上述の記事によると、嫁ブロックを発動するのはほとんどが専業主婦ということなので、限られたコミュニティで生活していると、関わる人たちからどう見られるかということにいっそう関心がいってしまうのかもしれませんね。
「嫁ブロック」を防止する方法
これについて、プロブロガーのイケダハヤトさん @IHayato が、それを「防止する3つの方法」を書いていました。
転職・独立・移住時の「嫁ブロック」を防止する3つの方法 : イケハヤ書店 by @IHayato
方法は、1. 貯金しておく、2. ガチで戦って価値観をすりあわせる、3. 「わがまま期間」を交代で回す。納得ですね。
1はもちろんですし、2も、嫁ブロック対策に限らず、たまにやっておくと、日々のいろんなことが楽になりそうですよね。心がけよう。
一方、「夫ブロック」は
ところで、上記のイケダさんの記事に対する反響の中で、「夫ブロック」も話題に上がっていました。
「夫ブロック」話はごくフツーにある話。でもその場合は、対・夫より対・世間的な「私はいいけど夫が反対して〜」として使われてるかも。角が立たない断り方として。▶転職・独立・移住時の「嫁ブロック」を防止する3つの方法 @IHayato http://t.co/sUdrV6xS47
— Rumiko Ozeki (@RuccaOz) 2014, 5月 30
それって、「夫ブロック」だとか、名前もつかないような当たり前の事象として、昔からあることではないでしょうか。
当たり前だから、その事象に特に名前もつかないし、話題に上らない。そういうことですね。
最初、イケダさんの記事を読んだとき、内容には非常に納得しながらも、何で「嫁ブロック」だけあるんだ、なぜ女性だけ対策されなくちゃいけないんだ、と思ったものですが、世の中こういう状況であることを考えると、「嫁ブロック」だけが取りざたされるのは当然だなと思い直しました。
でもやはり、「嫁ブロック」ってすごいネーミングですよねぇ・・・
世の妻たちをそんなに敵に回さなくちゃ気が済まないものなんでしょうか・・・(笑)